2021年11月18日
「勉強しなさい」と言ってしまうが、言わない方がいいのか…
自分の部屋に籠るため、本当に勉強しているか分からない
というお悩みは、永遠に無くならないのではないでしょうか。
現在古賀塾でも保護者面談を実施中ですが、
やはり上記のことでお悩みの保護者様がいらっしゃいます。
解決策は正直なかなか見つかりませんが、
考え方について少し…。
子供は「勉強しなさい」と言われるのを極端に嫌い、褒められると喜ぶ生き物です。
「今やろうと思ってたのに、勉強しなさいと言われたからやる気無くなった」
というセリフはほとんどの方が言ったことがあるのではないでしょうか。
同じ勉強をしたという事実も、
自分の意思でやると褒められることですが、
人から言われてやると褒められない上に、気持ちよく勉強できない状態になってしまいます。
子供も勉強しなきゃいけないということは分かっています。
分かってることを言われるのって、大人でも嫌ですよね。
ではどうすればいいか、
今までで成功した事例を2つ紹介します。
1つ目は誰かのために勉強させることです
過去に塾でも自分の意思で勉強に取り組めない子がいました。
その子に「成績が上がったら誰が喜ぶと思う?」と聞くと「塾の先生」と答えました。
「じゃあ塾の○○先生のために今回の期末テスト頑張ってくれない?」とお願いすると
「分かりました」と答え、実際に自分の意思で勉強をすることができました。
2つ目は友達と約束をすることです
勉強時間が少なかった2人の友達同士の子に対し、
「テスト前の土日、2人で10時に集合して12時まで勉強できる?」と聞くと、
2人で「できる」と答えてくれました。
実際にその2人は学習センターに集まり、時間通りに勉強をしてくれました。
その後もテスト前になると集まって勉強する習慣がついたようです。
上記は2つとも、自分のためではなく、誰かのために頑張ったという事例です。
もちろんそれをやった後に大人が褒めることも大切です。
1つの考え方として是非。