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古賀塾ブログ

台風が来ましたね(雑談)

2017年7月7日

こんにちは!
先日は久々の大雨でしたね。そういえば7月に入ってしまったけれど、今年の梅雨はどこへいってしまったんでしょう(笑)これから梅雨にでもなるんですかね。と思うくらいには6月なのに雨が少なかったかもと感じている今日この頃です。それにしても先日の雨は久々に土砂降りという感じでした。ニュースでも話題になっていましたね。歩いて塾まで来た生徒も、「車に水を飛ばされて……」と言って、びしょ濡れの状態で入ってくるほどでした。自分も車の運転する側ですが、そうか……こんなに水って飛ぶのか……歩いている人はこんなにもびしょ濡れになってしまうのか……と感じ、気を付けて運転しようと思いました(笑)
さて、保護者面談も終わり、夏期講習の日程表を作成し始めました。今年はいつもよりも夏休みが長いようですね。生徒にとっては嬉しいことでも、保護者さんにしてみると毎日のお昼ご飯のことを考えたり、家でだらけてしまっていないかと考えたり、結構大変な時期ではありませんか?また、部活動に参加している生徒さんは毎日練習練習で平日よりも疲れてしまうなんていうこともあるかもしれませんね。ただ、何もしていないと時間を無駄にしてしまうだけの長いお休みです。この夏休みを使って自分が何をするか、どうなりたいか、それを明確に充実した夏休みが過ごせるといいですね!

国語力の低下(プチ情報)

2017年7月4日

こんにちは!
先日に引き続きこの話題です。近頃感じる国語力の低下。ですが、どうして国語ができないと困るのでしょうか。今日は国語ができないとこういう時に困るだろうなぁ、こうなってしまうだろうなぁ、そんな話をしていこうと思います。
漢字の読み書きができないがために自分で文章を構成することができない。例えば「謹賀新年」と書こうとして「勤賀新年」などと書いていたらちょっと恥ずかしいですよね。まぁそれだけで済めばいいのですが、実際に社会に出て書類などを作成する際にあまりに読めない、書けないだと苦労することもありそうです。
また、他のテストの点数も悪くなっていく。国語ができない大半の原因は「文章が何を言っているのかわからない」ということにあると思います。他の科目のテスト問題であっても、問題文というものは日本語で書かれています。そのため、国語ができていないと自然と他の科目の問題文も理解できなくなっていき点数がどんどん下降……と考えると恐ろしいですよね。生徒が問題を解いているのを見て気になったことがあります。「傍線部について、『それ』が指すものが何か、文章中から抜き出しなさい」という問題があったのですが、それを読んだ生徒が首を傾げて言いました。「どういうこと?」と。どういうことも何も文章の中から『それ』が指すものを探せばいいのですが、どうやらそれがわからないのです。『それ』が指すものを見つけられないのではなく、問題文が何を言っているのかがわかっていないのです。文章を「発音できて」いても、文章を「理解していない」生徒が多いのです。もっと極端な例をあげましょう。「ボールに卵と牛乳とホットケーキミックスを入れて混ぜ合わせましょう」と言われて「え?どうやるの?」と言っているのと同じです。これを聞いて、「国語力低下?そんなに心配するようなことじゃないでしょ」と言っていられるでしょうか?『それ』の指すものを見つけられないという生徒の場合は読取の練習をしていくうちにきちんと問題を解けるようになっていくと思います。ですが、問題文を理解していないという場合は、そもそも理解しようとしていないのか、本当に理解ができないのかというところから話が始まります。たいていの場合は前者だと思うのですが、最近、自分で考えようとしない、理解しようとしない、という子供がとても増えたように思います。
とにもかくにも、本当に「何も考えることができない」「理解することができない」なんていう子はあまりいないはずです。単純に、面倒だから、難しそうだから、そう言った理由で理解することを諦めているだけです。国語力の低下は、「理解しようとする」「諦めずに考えてみる」といった力が徐々になくなっていることを体現しているのではと思わずにはいられません。 生徒の皆さん、考えること、理解しようとすること、諦めないようにしましょうね!!

日本人なのに国語が……(雑談)

2017年7月1日

 Hello!
 今日、英語は重要だ、今のうちにできるようになっておこう、という言葉は至るところで耳に入るようになってきました。でも今日は英語のお話ではありません(笑)今日の話は母国語について。要するに日本語、国語力についてです。
まだ、保護者面談期間中なのですが、たまに保護者さんからこんなお話をお聞きします。「日本人なのに国語ができないんです……」最近、増えてきたような気がします……。社会に出てしまえばテストで問題を解くわけでもないし問題にはならないだろうという記事を読んだことがあるのですが、個人的にこの意見に対しては反論したいところです。確かに、社会に出てからテストを受けるわけではないでしょうけれど、この問題はそんな単純な話ではないのでは……。国語ができないと他のテストにも影響が出てきますし、保護者さんから見ていたら「そこに答えが書いてあるのにこの子は解けないの!?」って心配になりますよね。またお時間があるときに国語の勉強方法や、そもそも国語ができないことがどうして問題なのかなどお話ができればなぁと思います。

提出物(プチ情報)

2017年6月28日

こんにちは。保護者面談をしていてちょこちょこ話に上がるのがこの提出物。提出物っていろいろなものがありますよね。宿題もそうですし、学校の例えば何かの行事の参加用紙であったり、進路希望調査であったり。逆に学校でもらったお便りはお家の人に提出をしないといけない提出物ですよね?提出をしないといけないものってたくさんあると思います。これをなかなか提出できないのだというお話がよく耳に入ります。
 さて、どうして提出物を出さないといけないのでしょうか?提出物を出さない生徒さんはおそらくコレを考えられていないのではないかと思います。提出物を出していないとどうなるかというと、これは個人的な意見なのですが「人に迷惑がかかる」のだと思っています。学校のお便りを出さなければお家の人に迷惑がかかり、参加用紙などの提出が遅れれば学校全体に迷惑がかかり、宿題を出さなければ自分自身と学校の先生に迷惑がかかります。それは果たしてやっていいことでしょうか?それをまず考える必要があります。ただ、提出物を出さなきゃダメじゃないか!と言ったところで、出さないといけない理由がわからなければ提出しなきゃ、気を付けなきゃ、という気持ちにはなりません。なので、まずはその説明から!こまめに声をかけて徐々に自分から気を付けられるように手助けをしていってあげましょう。

講師達の工夫(雑談)

2017年6月24日

こんにちは!
だんだん夜も暑くなり、半袖で過ごしても寒くないくらいになってきました。生徒達に至っては、もう既に夏!という格好をしています。
さて、今日はちょっとした講師達のお話をしていこうかなと思います。うちの塾は担任制なので基本的に毎回同じ生徒達を見ていくことになるのですが、生徒それぞれ個性があるわけで、それに合わせて講師達も少しずつ教え方を変えてみたり、使う教材を変えてみたり、いろんなところで日々工夫をしています。
特に最近見かけるのがオリジナル小テスト。英語で作っている講師が多いのですが、塾の教材で小テストするのではなくて、前回その生徒が間違えたところや前回の授業で習った大事なところのみを入れた小テストを作って使用している講師達がいます。その生徒ができなかったところを次の週の頭ですぐに復習させることで、小テストの内容を覚えてきている生徒はできるようになっているかの確認ができますし、前回の内容を忘れてしまっていた生徒はその小テストを使用して前回の内容を思い出すことができます。何といってもその生徒に合わせて作ってあるので無駄がない。その小テストを溜めておけばそれだけでもテスト勉強になるかもしれません。
また、小学生の相手をしている講師などは他の生徒の授業をするときよりも多めに雑談を挟んでいたりします。雑談?時間勿体ない!って思われるかもしれないのですが、小学生の集中力の継続時間は45分程だと言われています。塾の授業は90分間なのでずっと通しで授業をしているとやはり疲れてしまったり、飽きてしまったりする生徒が多いです。そのためちょっと集中力が切れてきたか?というタイミングで最近あった面白い話を聞かせていたり、ちょっとした雑学を披露していたりします。小学生のうちは楽しくないとなかなか物事が継続しません。なので、飽きさせないための工夫もとても大切です。
このようにいろんな授業で講師が工夫をしている姿を見かけます。教室長からしてみればこういう講師達は信頼ができますし、ありがたいなと日々感じています。今日はそんなちょっとした講師自慢のお話でした!それでは(‘ω’)ノ~~

理科と社会が……(プチ情報)

2017年6月21日

さて、昨日に引き続き保護者面談のお話です。
今日、面談をしていると「理科と社会がもう十点でも上がってくれれば」というお話が出てきたお家が2件ほどあったので、それについてお話をできればと思います。
個別指導だと、英語や数学をやっているという生徒さんが圧倒的に多いのではないかなと思います。社会や理科は暗記科目という印象が強いので、個別指導で隣に先生がいて教えてもらえるのに、社会とかだとちょっともったいない……と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。けれど、放っておくと社会や理科であっても点数はあっという間に落ちていきます。せっかく英語や数学がいい感じで点数を取れているのに勿体ない……となるかもしれません。
そこで、古賀塾では7月から集団授業を行っていきます。
これは中学3年生限定の受験対策です。1回60分、1回1200円で授業を行います。受講可能な科目は国語・社会・理科の3科目。どれも個別でやるにはちょっと勿体ないけれど、点数が下がってくると困る……という科目です。この3科目を集団授業で行うことには理由もあります。集団授業でも比較的伸びやすい科目なのです。個別指導塾に来ている理由としては質問がしやすい、解説が必要、という理由が多いのではと思いますが、社会などはとにかく暗記、1つでも多く問題を解いて1つでも多くの内容を頭に入れていく、という感じなので集団授業でも真剣に受ければ伸びてきます。
受験で大切なのは5科目の合計点数!1科目だけ伸ばせばいいわけではありません。5科目が少しずつ伸びてくることで合格に近づいていきます。
ちょうど夏のキャンペーン中で入会金が無料になる時期でもあるので、塾をお探しの方で気になる方はどうぞお問い合わせください!

保護者面談期間中です(プチ情報)

2017年6月19日

「それでは塾の様子とご家庭での様子を共有させて頂きまして今後に繋げていきたいと……」というわけで、古賀塾では先週から保護者面談が始まっています!
 保護者面談では、生徒さんのご家庭での様子をお聞きしながら学習状況を確認し、今後へ繋げていっています。
さて、古賀塾の保護者面談の特徴は保護者さんと室長との1対1の面談というところにあると思っています。たいてい、学校で行う面談というのは生徒さんも交えた三者面談ではありませんか? 古賀塾でも、三者面談希望のご家庭とは必ず三者で面談を行うのですが、基本的には1対1です。私は、ここに勤め始めた当初、生徒さん抜きでやるんだと少し意外に思っていたものです。でもこれ、ただ単に1対1にしているわけではありません。保護者さんっていろいろと悩みを抱えているんです。生徒さんを交えてだと、どうしても生徒さん中心で話をしていくことになります。けれど、保護者さんだって話したいことを用意してきてくださっていると思いますし、ちょっと生徒さんの前だと言いづらい……ということもあると思います。だから基本的には1対1で保護者さんの要望や不安をお話していただけるような場を作っています。
保護者面談を毎年やっていると、様々な悩みが出てきます。『宿題をしない』『ゲームばかりしている』『部屋で何をやっているのかわからない』『自主勉強の時間が少ない』『やっているように見えて点数に結びついていない』などなど、本当に様々です。生徒さんの方がのんびりとしていて、保護者さんは不安でいっぱいだったりします。でも、不安を積りに積もらせていくとパンクしてしまいます。なんだってそうです。だから、こういったお話をする場で、不安に思っていることなどを話すだけでも話して頂ければと思います。そのほうが気持ちも楽になりますし、こちらからアドバイスできることもあります。
 せっかくなので、ブログもしばらくは保護者面談で出た内容などに焦点をあてて、お話をしていきたいと思います(‘◇’)ゞ

曖昧少女4話終(塾物語)

2017年6月17日

 保護者面談については親子揃って笑顔で終わることができた。
 無事、上農へ合格したのだ。
 さて、話は2ヶ月ほど前にさかのぼる。R子は後期試験ではなく前期試験で上農へ挑むことに決めていた。
「前期試験受けるよ。後期じゃ点数足りない」  R子の結論はさっぱりとしていた。R子の言う通り、点数は伸びてきていたが、志望校を受けられるかどうかについてはギリギリのラインにいた。私はR子のしたいようにさせようと思っていた。だから、前期を受けたいというR子をとめたりはしなかった。それから、R子は勉強もしつつ面接練習をするようになった。
「先生暇? 暇だよね? 面接練習付き合ってよ」
 毎週土曜日の集団授業の後は決まってこのセリフだ。その後にすぐ授業が入っていた私は間の十分間を使ってR子の面接練習に付き合った。
 はじめのうちは面白おかしい解答を連発していたR子だったが、次第に自分の中での伝えたい意見も固まってきて、面接官に聞かれた内容に対してきちんと答えられるようになってきていた。それでも、R子の中で『良し! もういいだろう』と結論付けることはなかった。R子は前期試験直前まで、私や学校の先生に何度も何度も面接練習をしてもらっていた。
 前期試験は決して面接だけで決まるのではない。むしろ内申点の方が重視されるくらいだろう。けれど、面接の姿勢を全く見ないわけでもない。この努力は間違いなくR子を合格へと導いたと思っている。
 合格が決まり、塾での最後の授業の際、R子は私にこう言った。
「ねぇ、先生、私頑張ったでしょ?」
 今まで私がいくら頑張っているかと聞いても、まぁとか、やっていないわけじゃないけど、と曖昧に返していたR子が自分からそう言ったのだ。
 この言葉には私も、
「うん、すごく頑張った」
 とその一言しか出てこなかった。

曖昧少女3話(塾物語)

2017年6月16日

週2回塾に通うようになり、さらに部活引退後からは毎週土曜日の集団授業の理科にもR子は出席するようになった。数学も理科もとにかく課題は計算。私は集団授業の理科を担当していたが、どんなに人の少ない日でも、たった一人であっても、R子は毎回授業に出ていた。
ある日、R子は私の元へテストを持ってきた。
「ちょっと! 見て! 2桁いったよ!!」
 珍しく興奮した様子でテストを広げたR子は嬉しそうに言った。『2桁いった』それは他の生徒からしてみれば『でも十点台でしょ?』くらいのものだったかもしれない。それでもその事実はR子にとってはとても大きな第一歩だった。
 それからだ。多少がたつきはあるもののR子の点数は徐々に右肩上がりの傾向を見せ始めた。そして数学が少しずつ上がるにつれて合計点数も安定していった。
 徐々に塾にも慣れてきた様子のR子に上農へ行きたい理由を尋ねたことがある。R子は迷いなく答えた。
「上農で部活をやりたい。I先生の指導を受けたい」
 私も当時R子と同じ部活に所属していたため、I先生の名前は聞いたことがあった。というよりも実際にお世話になったこともあったほどだった。当時からその部活ではとても有名な先生だった。
「あの先生はすごいよ。一回教わっておいて損はないと思う」
 そう語るR子はとてもキラキラとしていた。
 高校を決める理由というのは人それぞれだとは思うが、『こういった理由でここに行きたいんだ!』という目的がはっきりしている生徒はやはりそれが大きな強みになるとわかった。他の学校へ気持ちが揺れる理由がないため、その高校に合格するために必要な点数に向けてがむしゃらに努力することができる。そうこうしている間に、R子の数学の点数は入塾当時の4倍に跳ね上がっていた。返ってきた模試をR子に渡すと、
「ぅわっ、数学20点越えてる! 2年生の頃以来見たことなかったのに」
 と本人が一番驚いているようだった。
 そして中学3年生にとっては最後の保護者面談の時期が近づいてきていた。

曖昧少女2話(塾物語)

2017年6月14日

「勉強やってる?」
塾に来るR子に私はちょこちょことそんな質問を投げかけた。もちろん他の生徒にもそうやって声をかけているのだが、R子の返事はいつも決まって同じものだった。
「まぁ……」
「やってないわけじゃないよ」
 どこか濁すような曖昧な表現。この質問をすると勉強を実際にしている、していないに限らず、やっていると返してくる生徒が比較的多いのだが、R子はそうではないタイプだった。いつ聞いても、勉強頑張っているよ、やってるよ、そう返ってくることはなかった。
この反応に、はじめのうちは不安もあった。大丈夫だろうか? ちゃんと勉強しているだろうか? けれど、その不安もそのうち消えていった。その理由は授業態度にあった。R子は授業を休むことがなかった。わからないところはわからないと質問ができた。有り体な言葉を使うのであればとても真面目な生徒だった。徐々にR子のこともわかってきた。この子は自分の努力の限界がまだ先にあると思っている。だから今の努力量で頑張っているとは言わない子だろうと。
 そんなR子だが、やはり勉強は苦戦した。R子は小学生で習っているはずのひっ算がまともにできていなかった。かける、わる、の計算はまだしも、足す、引く、の計算の正答率は間違っても良いと言えるものではなかった。ある日、私は担当講師に尋ねた
「R子もここへ来てしばらく経ったけど、授業数についてどう思いますか?」
 担当講師はしばし考えてから答えた。
「授業自体はとても真面目です。素直で、宿題などもきちんとやってきます。ただ、かなり初歩的な段階でつまづいています。できるならもう一コマ欲しいです」
 やはりそうか、と思った。入塾して一月ちょっと。様子を見てきたがやはり週一回では足りそうになかった。そこで、保護者さんに相談をした。
「週2回、数学を行っていきませんか」
 その提案はあっさりと通った。R子もそうしたほうがいいと思ったらしい。翌月からR子は週2回、数学を勉強し始めた。
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